『現花』
本当 。 ?少し火灯し 眼落とし
煙の香 嗅ぐ 呼吸 鼻に吸い付く
詰っている 奥 爪弾いて ビーズ一つずつ
連なり 流れる 動きと唾液 気になっている 窓 外 雨音
水滴は寄せ合って 重力で落ち 見え・・・無い
暗くて分からないが あれは海
「の?」の仕組み 摘み取り
倍 倍 膨らむバッグに 再 サイの目にかけ
下車ですか? 足して引いたりしても
青年は牽制されても 計算抜きで 宣言に宣誓
が、以外が痛々しい その小さい耳
染み付く様噛み付く 美しき茎の上に
息 そっと吹き込み
無論 無音なら口笛 風吹き 揺れ動き 踊り
揺さぶりは四季の色より 時々
間引き損ねて息吹き返した気持ち 菱形のプリズムと重なり 上辺に
海月に疑われ ならば 変われば すれば
台詞と字幕がずれ始めないから だから分かって
別れ間際まるで終戦 風船 偶然 電線に絡まり移らない絵
この滴だけ眼の中に 一滴だけを眼の中に
再開するまでの間 殺し続けて眼の中に
金庫破る ダイヤル回す 慎重な手つきに似た手で涙拭き取る
それでも 頬伝う 謳う 冷静な犬の眼と眼 瞬き
羽ばたきはしない 未だ 待つ
久々の静止画には返事が 景色はベンチにジオラマで残し
無意識は宇宙 不注意からポケットで粉々にばら撒かれ
例えば 草花が疎らに焦げて散った地帯 蟻に眼をやり そのまま見入って
夕暮れ 駅だけを堰き立て 見えぬ
描き貯めて 掻き立てる 古い建築 3段上のピアノ
絡まる蔦が喧騒を閉ざして 蓋する辛いスライド でスカラ
座席は深く甘く赤く 箱が振動 チャイム 合図
どうする? 乗り込むのを待つまで時効へ
この滴だけ眼の中に 一滴だけを眼の中に
再開するまでの間 殺し続けて眼の中に